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秩父札所札所二十七番山門

秩父札所五番 小川山 語歌堂

〒368-0072 秩父郡横瀬町横瀬 6086
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電話番号 0494-23-4701(長興寺)
「西武秩父駅」から西武バスで「皆野行き」もしくは「定峰行き」に乗り「語歌橋」で下車、徒歩3分。
札所四番から徒歩20分。

道に面した簡素な仁王門を潜ると観音堂があります。

秩父札所札所五番語歌堂山門
門の脇には仁王像があり、色鮮やかな所を見ると、修復された様ですね。

秩父札所札所五番山門脇の仁王像
そして、見落としがちですが、その裏に雷神、風神像があります。
こちらも比較的綺麗な状態ですので、修復されたか、それほど古い物ではないのかも知れませんね。

それらとは、対照的に観音堂は、中々歴史を感じる建物です。

秩父札所札所五番語歌堂観音堂
その昔、和歌の好きな本間孫八という人がいて、ある日、一人で堂にこもり和歌の事を考えていると、一人の旅人が来て、孫八と、和歌の事で大いに盛り上がり、和歌の奥義を語り合ったそうです。
次の朝、孫八が目覚めると、その旅人の姿ありませんでした。
後にその時の旅人は、聖徳太子だった事が分かり、孫八は、そこから語歌堂と名付けた。
と、いう縁起が残されています。

この札所の周りには、壁や垣根と言った境がなく、とても親しみやすい雰囲気を出しています。
敷地内に縄跳びの忘れ物があった所を見ると、近所の子供達の遊び場にもなっているのでしょうね。

また、札所と言うと、建物のあちこちに札が貼られているのが印象的ですが、今では、札を貼るのを禁止している所も多くあります。
ここ語歌堂では、ノートを用意して、そのノートに札を貼るようにしています。

秩父札所札所五番語歌堂観音堂前にあるノート
以前来た時は、この様なノートは無かった気がしますので、最近始めた物なのかも知れません。
ノートには、札以外にも色々な事が書き込まれており、人それぞれ、色々な思いでここに訪れた事が分かります。
立ち寄った際には、このノートにも目を通してみる事をお勧めします。

ここには、納経所がないので、すぐ近くの渓苔山 長興寺で行なって下さい。

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