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秩父札所十六番 無量山 西光寺
〒368-0051 秩父市中村町 4-8-21
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電話番号 0494-22-4444
「西武秩父駅」から徒歩25分。
もしくは、秩父鉄道「秩父駅」より徒歩16分。
札所十五番から徒歩15分。
秩父札所十六番 西光寺には、中々味のある山門があり、春になると、桜が咲いて山門を飾ってくれます。
江戸時代の巡礼者達も春には、同じ光景を見ていたに違いありません。
ここには、札堂と呼ばれる所があり、昔は、ここが観音堂だったと言われています。
この堂は、元々、寺の南にある墓地がある辺りにあったらしいです。
享保年間にこの場所に移転されたという事が古文書、半鐘への刻字、灯篭への刻字、道標などから分かったと言います。
江戸時代に秩父札所巡りが盛んになり、その際に今の場所に観音堂を建て、以後は、そちらに本尊を安置する様になったと言います。
それまで観音堂だった所を今は、札堂として残してあるそうです。
この堂は、長享番付け当時の唯一最古の観音堂だった場所です。
柱のあちこちに釘の跡があるのですが、それは、昔の人達が木の板で出来た納札を釘で打ち付けた跡だそうです。
その柱を見ながら昔の人達の事を考えるのも何だか良いですよねぇ。
こう言った札堂は、昔は、札所の各寺に必ずあったものだそうですが、今では、ここ西光寺にあるだけになってしまったそうです。
また、ここには、庭をコの字型に囲む様に建っている回廊堂があります。
この中には、四国札所の本尊を模した像があり、これを拝めば四国遍路を果たした事と同じ功徳を得ると言われています。
もちろん、無料で入れるので、ここに訪れた際には、是非、中に入ってみて下さい。
西光寺のご本尊は、千手観音像です。
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