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秩父札所十七番定林寺の鶴の絵

秩父札所十七番 実正山 定林寺

〒368-0025 秩父市桜木町 21-3
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電話番号 0494-22-6857
「西武秩父駅」から西武バス「小鹿野車庫行」で「札所十七番入口」下車、徒歩3分。
札所十六番から徒歩20分。

ここは、かつては、札所一番とされていた所で、秩父を舞台にしたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」に出て来た事で有名になった所です。
その事もあり、若い人達もここ定林寺に多く訪れます。

秩父札所十七番 定林寺の観音堂
縁起によると、昔、壬生良門(みぶのよしかど)という武人がいた。
壬生良門は、狩りが好きで知られていて、ある日、狩りに出かけた際に寺で雨宿りをした。
そこにいた坊主に名を聞くと、かつて、忠言に腹を立て、追放した家臣の林太郎定元の子だと知った。
壬生良門は、過去の自分の行動を悔い改め、林太郎定元をともらう為にここに建てたのが定林寺だと言われています。
ちなみに寺は、林家で代々守られて来たそうですが、北海道に移住してしまったそうです。

またここにある鐘が少し変わっていて、日本百観音霊場の本尊が彫られた珍しい物です。
工芸品として、昭和39年3月に県指定の文化財になっています。

秩父札所十七番定林寺の鐘
ここは、個人的に思い入れのある場所でして、私が小学生の頃に近くに住んでいて、よくここで遊んだものです。
当時は、意味もなく鐘を何回も撞いたり、観音堂の周りを走り回ったり、悪い事をしていました(笑)
その後、社会人になり、仕事に行き詰まると、ここに来て、気持ちをリフレッシュさせていました。
今でも心の安らぎを求めてここに来る事があります。
静かな所ですのでとても心が安らぎます。

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