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秩父札所二十二番童子堂の観音霊験記

秩父札所二十二番 華台寺 童子堂

〒368-0056 秩父市寺尾 3595
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電話番号 0494-23-9989
秩父鉄道「秩父駅」より徒歩40分。
もしくは「西武秩父駅」から西武バス「小鹿野車庫行き」に乗り「尾田蒔小前」下車、徒歩27分。
札所二十一番から徒歩20分。

この札所は、永福寺とも呼ばれていて、山門の屋根が藁葺きになっていて、とても歴史を感じさせる所です。

秩父札所二十二番童子堂の山門
山門の両脇には、仁王像が立っているのですが、ここの仁王像は、他の札所のそれとは大きく異なっていて、顔がとても愛嬌のある顔になっています。
童子堂と呼ばれていうのに相応しい顔立ちです。
納経所には、この愛嬌のある仁王像のイラストが入ったタオルを販売しています。
このタオルに朱印を押す事も出来るそうですよ。

秩父札所二十二番童子堂の山門脇の仁王像
その昔、この地の子供に疫病が流行りました。
観音様に祈ると、疫病がピタリと治ったと言います。
この事から童子堂と呼ばれるようになったそうです。

この他にも、面白い縁起が残されています。
昔、讃岐に欲深い長者がいたそうです。
ある日、この長者の元に旅の僧が訪れ、食べ物を乞うたのですが、これを断られ、旅の僧を罵ったそうです。
旅の僧は、お金を出して、米を買い、それを犬に与えたところ、その欲深い長者が犬になり、僧に道理を説かれたそうです。
長者の母は、驚き、悲しんだそうです。
その後に母は、犬を連れて諸国の霊場を周り、この札所に来た時に人間の姿に戻れました。
その後、その長者は、ここ永福寺の熱心な信者となったそうです。

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