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秩父札所十八番 白道山 神門寺
〒368-0021 秩父市下宮地町 5-15
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電話番号 0494-25-0598
秩父鉄道「大野原駅」下車、徒歩15分。
もしくは、秩父鉄道「秩父駅」より徒歩20分。
札所十七番から徒歩で15分。
この札所は、秩父の幹線道路である国道140号沿いにある札所です。
観音堂の前に立つと、すぐ脇に国道が通っている事などを忘れてしまう札所特有の雰囲気があります。
この札所は、元々、修験寺で、神戸山長生院と言い今宮坊に属して栄えたと言われています。
円通伝には、堂六間四面とあり、当時は、大いに栄えたと言います。
江戸中期 寛政年間(1789~1800年)に火事で建物が焼失し、天保の頃(1830~1843年)に観音堂だけを再建させました。
この地方の名匠 藤田家の末孫 藤田若挟の手によるものをされています。
本尊は、聖観音像で両手に蓮茎を室町時代の持つ珍しい物です。
観音堂の裏には、回廊があって、中には、数体の観音像が安置されています。
訪れた際には、回廊も是非ご覧になってみてください。
また、ここには、巡礼者の為の休憩所が用意されています。
他の札所のそれと違って、ちゃんと屋根があり、四方が壁に囲まれた部屋になっているので、寒い季節や雨の降った時などは、とても助かります。
ここに伝わる縁起によると、昔ここは、神社で大きな木があり、その枝が左右に分かれて、天に伸び結び合い楼内に似ていた事から神門と呼ばれていました。
やがて、月日が経ち、木も枯れ、神社も廃れて来ました。
里人がこれを再建させようとして、神託をうかがってみた所、巫女を通じて「寺にせよ」
と、いうお告げがあり、里人は、ここに聖観音像を安置したそうです。
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