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秩父札所十九番龍石寺のお地蔵様

秩父札所十九番 飛淵山 龍石寺

〒368-0011 秩父市大畑町 15-31
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電話番号 0494-23-7758
秩父鉄道「大野原駅」下車、徒歩15分。
もしくは、西武秩父駅から西武バス「小鹿野車庫行き」で「秩父橋」下車、徒歩5分。
札所十八番から徒歩15分。

ここ龍石寺は、秩父の中心から少し離れた場所にあり、とても静かな所です。

入り口に元禄16年(1703年)に建てられた道標があり「みぎ廿番」と書かれています。

秩父札所十九番龍石寺の前の石の道しるべ
龍石寺は、デコボコした大きな岩の上に建てられています。
中々歴史を感じる建物なんですが、昭和47年に解体されて復元された物だそうです。
その際に宝永2年の墨書きが発見されたそうです。
とても歴史を感じますよね。
本尊は、千手観音像で、室町時代の作だと言われています。

秩父札所十九番龍石寺の観音堂
敷地内には、三途婆堂と呼ばれる建物があります。
その中には、三体の像があり、向かって左に閻魔大王、真ん中に三途婆(脱衣婆)、右におびずる様の像があります。

秩父札所十九番龍石寺の三途婆堂
三途婆(脱衣婆)とは、死後の世界の三途の川のほとりにいて、死者の衣類を剥ぎ取ると言います。
その剥ぎ取った衣類を懸衣翁(けんえおう)が衣領樹(えりょうじゅ)の枝にかけます。
その枝のしなり具合で生前の罪の重さを計ると言われています。
三途婆堂の扉は、開いており中を覗く事が出来ますので、訪れた際には、是非ご覧になってみて下さい。

また、その昔、この地方に酷い干ばつがあり、弘法大師が雨乞いの祈りをした所、大盤石が二つに割れて、龍が天に昇り雨を降らせ、人畜草木が蘇り、大豊作を得た。
と、いう縁起があります。

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