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秩父札所三十番法雲寺の寺宝

秩父札所三十番 瑞流山 法雲寺

〒369-1912 秩父市荒川白久 432
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電話番号 0494-54-0108
秩父鉄道「白久駅」から徒歩15分。
札所二十九番から徒歩2時間30分。

この札所は、人里離れた山の中にひっそりとたたずむ歴史を感じる所です。

秩父札所三十番法雲寺の入口
当時の面影を残す観音堂と、四季折々の草花で彩られる浄土庭園との調和は見事であり訪れる人々の心を和らげてくれます。

江戸初期には、本堂、観音堂、仁王門を備えていましたが、嘉永年間(1849年頃)に火災に逢い、観音堂のみを残して消失してしまいました。

秩父札所三十番法雲寺の観音堂
また、ここには、西国、坂東、秩父の日本百ヶ所の観音霊場となった史実の最古の記録を物語る巡礼納札があり、それを実際にここで見る事が出来ます。

秩父札所三十番法雲寺の納札
この納札は、観音堂に収められていて、写真の納札は、天分5年(1536年)室町時代の物です。

この他にも「龍の骨」「天狗の爪」「楊貴妃の鏡」などの寺宝が展示されています。

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